加計学園問題~なぜ岡山理科大学に獣医学部新設が決まったのか?
加計学園問題まとめ 3記事目。
加計学園の運営する岡山理科大学に獣医学部新設が決まった。
獣医学部の新設は、国内で52年ぶりのことだそうだ。
なぜ岡山理科大学(加計学園グループ)に?
獣医学部新設が加計学園・岡山理科大学に決まったのは、
「加計学園理事長が安倍晋三と親しい間柄だったから」
なのか、それとも、
「もっと崇高な理由があったから」
なのか?
「親しい間柄だったから」とは言わない
今回のような、
「身内だから優遇を受けた」系の疑惑が生じた場合、
疑いを持たれた側は、当然のことながら、
「親しい間柄だったから」
とは言わず、別の理由を挙げることになる。
その「別の理由」が、真っ当なものであれば、「なるほどね!」になり、
そうでないと、「やっぱりね・・・」になるわけだ。
疑われている側の言い分
加計学園・岡山理科大学に獣医学部の新設を許可した理由とは、以下のようなことだそうで。
「これまで西日本には私立の獣医学部がなかった」
「小動物対象の獣医師は足りているが、産業動物(家畜)や公衆衛生を対象にした獣医師は不足している。新しい獣医学部では公衆衛生を担う獣医師も多く育てる方針」
「愛媛大学医学部との連携」
など。
なるほど・・・
その意図自体は、否定されるべき点は特にないように思われますね。
でも、それだけで公有地や補助金など、公の財産って手に入れられるものなのでしょうか?
「必要性があるから加計学園・岡山理科大でOK」
「決定プロセスなど不問」
「費用対効果の検証など不要」
ってわけじゃないはず。
加計学園の理事長が安倍晋三と親しい間柄でなかったとしても、同じような結果になったのでしょうか?
その後、出るわ出るわの証拠の数々。
ついに、「加計孝太郎氏が、加計学園グループ内での息子の地位を確保するために、獣医学部新設に執念を見せ、それを、親しい間柄の安倍晋三が文科省職員を恫喝するなどして実現させた」という見方も出てきました。
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