加計学園問題~「四国に獣医学部を」と客観的な必要性・妥当性の検証

2018年3月11日

加計学園問題まとめ 11記事目。

加計学園問題がなぜ「問題」となったのかといえば、利益相反が疑われる典型的な事例であるにもかかわらず、その疑いを覆すだけの理由づけに乏しく、むしろ、利益相反の疑いを助長させる資料・情報が次々に出てくることであろう。

そんな中、「四国に獣医学部が必要」等の「必要性の強調」は、利益相反疑惑を小さくする方向に作用する要素ではあろうが、許可・認可してもらいたい側の必要性論だけでは、なかなか利益相反疑惑が消えるということにはならない。

とはいえ、客観的に見て、本当に必要で、他との比較、目的達成可能性、費用対効果等の観点から問題がなければ、逆に「問題とすることが問題」という可能性も出てくるわけだが・・・

「だから加計学園・岡山理科大でOK」か?

加計学園・岡山理科大学に獣医学部新設が認められた理由として最もよく目にする「四国に獣医学部が必要」という論。

これを含め、本当に加計学園・岡山理科大でOKと言えるのか?

肯定する方向に作用する要素

・四国には獣医学部がない

・畜産医が慢性的に不足している

・鳥インフルエンザなどの人獣共通感染症が拡大する中、需要が高まっている

・「宮崎県で起きた口蹄疫の四国への上陸を食い止めようとする中で、四国の獣医師不足を痛感した」との元愛媛県知事の言

・教育の機会均等の観点から

否定する方向に作用する要素

・獣医学部を新設しようという岡山理科大学の実績・レベル

・現存する多くの獣医学部・獣医学科は農学部を基点とし、学校が地域の農業、畜産に携わってきた流れの中で生まれた。

・大学ともなれば、地域的な観点以上に目的達成可能性がより重要。京都大のips研究所と連携して国際水準の研究も予定していた京都産業大を排除したこととのバランスが悪すぎ

・今治市民から歓迎されていないと思われる(多額の債務負担は違法ではないかと、2017/6/9、住民監査請求が出される)。

運営大学の偏差値アップのため?

2017年現在、加計学園が運営する岡山理科大学、千葉科学大学は、少なくとも偏差値の上では、お世辞にも「学業優秀」とはいえない。

※他に、芸術系の大学を運営。

そんな中、「もしも獣医学部創設が叶えば、偏差値アップが狙えるからね」という声がよく聞かれる。

追記:ところが実は、そんな可愛げな理由ではなく、加計孝太郎が息子悟(獣医学科卒)の加計学園グループ内での地位のために、獣医学部新設に執念を燃やし、お友達の安倍晋三がそれをサポートするために国家戦略特区を使い、文科省職員を恫喝し、今治市の土地を無償で使い、補助金を数十億費やして願いを叶えてあげたというのが通説のようです。

「いや、そんな下司な目的ではない!」のか、「なるほど、そういうことか・・・」なのか。

どちらが筋がいいでしょう?

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