加計学園問題基礎知識・国家戦略特区なのになぜ文科省が関与?

2018年3月11日

加計学園問題まとめ 10記事目。

加計学園問題に多少詳しくなってくると、加計学園・岡山理科大学に獣医学部新設が認められたのは、国家戦略特区(管轄は内閣府)という枠組みにおいてである・・・ということを理解することになる。

そして、国家戦略特区とは、従来の省庁経由の決定プロセスとは全く別のルートで行政の決定が行われる仕組みであることを知ることになる。

そうなると、国家戦略特区(の諮問会議)で決まるはずの加計学園・獣医学部新設に関して、

なぜ文科省内で指揮命令に関するメールが共有されるという状況が出現するのか?

文科省とは関係ないところで決定プロセスが進んでいたんじゃないの?

という疑問が生じてくるかもしれない。

実務を行うのは文科省職員

国家戦略特区が設けられ、そこの諮問会議で意思決定が行われるとは言っても、その分野に関しての実務は、該当する省庁の職員が行うことになるようだ。

まあ、当たり前と言えば当たり前。

獣医学部新設の案件であれば、それは文科省の管轄なので、それに関する実務(諮問会議に至るまでの段取りなど)は文科省職員が行うことになるのだろう。

「総理のご意向」文書はどの時点で?

「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などの文書が文科省内のメールで共有されるようになったのはいつか?

これらのメールは、「諮問会議における獣医学部新設要件が決まる前」に内閣府から促されたことになるようだ。

今治市以外は立候補できず

結果として、獣医学部新設の提案(=立候補)が可能なのは、「獣医学部がない地域に限る」という条件が付け加えられたため、愛媛県今治市以外(京都・京都産業大など)は提案できなくなった。

「今治市以外は提案できない」というのが「総理のご意向」が反映されたものなのかどうか?

「総理のご意向」とは、「単に、早急に手続きを進めろ」という意味なのか?

さらに言えば、獣医学部新設はそこまで緊急な課題なのか?

国家戦略特区は「安倍利権特区」?

国家戦略特区とは、すなわち、「省庁利権が及ばない行政決定をする」ことに名を借りて新設された「安倍利権特区」ではないのか?

安倍晋三の友達でない人は、まずはここから疑ってかかるべきだろう。

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