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稲田防衛大臣「防衛省・自衛隊としてお願い」が招いた誤解とは??

2018年3月11日

稲田朋美防衛大臣が、6月27日に都議選の応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛大臣・・・としてもお願いしたい」などと投票を呼び掛けたことが、自衛隊員の政治的行為を制限した自衛隊法61条に抵触する(防衛大臣による自衛隊の政治利用)おそれがあることに気付いたのか、同日夜に発言を撤回する考えを示したとのこと。

その際に言った言葉が「誤解を招きかねない発言に関して、撤回したい」だったそうな・・・

誰がどのような誤解をすると言うのか?

言った言葉は「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」。

使った時と場所は公選挙(東京都議選)での応援演説。

使った人は防衛大臣。

「防衛省、自衛隊、防衛大臣・・・としてもお願いしたい」とは、文言解釈(そのまんまの意味に解釈)以外にどんな解釈のしようがあるのか?

前後の文脈から違う意味に解釈できる可能性は?

かつて、「不倫は文化」という言葉が一人歩きしたせいで、散々な目に遭った石田純一という芸能人がいたわけですが、果たして、今回の場合はどうか?


今回の場合は、選挙の応援演説での「防衛省、自衛隊、防衛大臣・・・としてもお願いしたい」という発言。

投票以外に何かお願いすることがあるとは到底思えないわけで、「防衛省、自衛隊、防衛大臣・・・としても投票をお願いしたい」としか解釈のしようがないと思うのだが・・・

稲田氏本人の説明

伝えられているところによると、稲田氏本人は、「防衛省・自衛隊の活動に地元の理解と支援をいただいていることに感謝の気持ちを伝える一環として、そういう言葉を使った。あくまでも自民党として応援している」とのこと。

つまり、「お願いします」という言葉は、「防衛省、自衛隊、防衛大臣」にかかる限りにおいては「感謝してます」という意味になり、「自民党」にかかる限りにおいては「投票してください」の意味になるという・・・

ネット民の反応

以下は概ね予想されたネット民の反応。

「まるで聞き手に問題があるかのよう」

暴言以上に国民を侮辱している

「人のせいにするな」

「お願いします」という言葉は、「防衛省、自衛隊、防衛大臣」にかかる限りにおいては「感謝してます」という意味になり、「自民党」にかかる限りにおいては「投票してください」の意味になる・・・

そのように解釈できなかった人が誤解しているだけで、発言した当人が何か間違った認識をしていたというわけではないので、引き続き職務を全うするのだそうだ・・・

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