金正男影武者の可能性と陰謀論便乗詐欺?の手口
金正男が殺害されたという報道が流れてからはや1週間。
その間、「毒針で殺された」「猛毒をかがされた」等々の殺しの手口が話題になり、「果たしてこれは本当に金正男なのか?」という話になってきている。
影武者の可能性
殺された金正男とされる人物が、本人ではなく、本人によく似たいわゆる「影武者」だとする見方がここのところ強まっている。
といっても、大手メディアではなく、ネット空間での話の中では。
一応おさらいすると、現地マレーシアの新聞に掲載された金正男とされる男の死ぬ直前の写真。
これを見る限り、お腹の部分の刺青はなく、一方、2013年にテレビで紹介された写真には刺青があったことになる。
マレーシアの新聞が事件直後の金正男だって報じた写真にお腹の刺青が写ってないから、殺されたのは影武者だったって説に1万ペソ pic.twitter.com/K0nH5lwv1Z
— かるちゃナイトーれ◢ ◤ (@CALCIANAITORE) 2017年2月18日
殺されたのが影武者か?
もっとも、2013年以降、刺青を消したかもしれないし、さらには、刺青の男が影武者で刺青のない男が金正男本人かもしれない。
なので、「殺されたのは影武者」に確定するわけではない。
とはいうものの、これが影武者である可能性はかなり高いのでは、と思われるところ。
「陰謀論」か?
大手マスコミの報道に上がらない事実を取り上げるとすぐに「陰謀論」とレッテルを貼り、そこで思考停止する系の人もいるものだが、そういう思考をしていると逆に「マスコミ信者」というレッテルを貼られても仕方ないことになる。
「真実であるか否か」と「大手マスコミが報道したか否か」は別問題であって、真実の裏づけは「大手マスコミが報道した」ことで得られるわけではないはずだ。
笑える「陰謀論便乗詐欺」手口
金正男影武者説が陰謀論か否かは別として、「陰謀論便乗詐欺」とでもいうべき手口の事件が中国で起きているという。
中国で“ニセ金正男詐欺”横行
「私は金正男だ。殺されたのは私の影武者だ。今は長安(陝西省西安市)で身を隠しているが、一文無しだ」と訴える「ニセ金正男」が出現。
複数のニセ金正男氏が現れているが、中には読み方が同じ「男」と「南」を混同し、「金正南」と名乗るうっかり者も。実際、カネを振り込んだ被害者が出ているかどうかは不明。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000520-san-kr
2017/02/17 10:22
2017/02/17 11:19
2017/02/18 10:55
2017/02/17 10:49
と、ツッコミ入れたくなった
忘れてはいけないことは、金正男であれ影武者であれ、 尊い生命が、あるべからざる手段によって奪われたということ。
もっと生きたかっただろうに・・・
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