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2015新語・流行語大賞ノミネート「プロ彼女」wiki的まとめ

2018年3月11日

2015ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされた「プロ彼女」。

「プロ彼女」という言葉を初めて聞いた人でも、「こういう意味なんじゃないかな?」とある程度の予想はしたかもしれませんね。

果たして、その予想は当たってるでしょうか・・・

「プロ彼女」の意味

プロ彼女とは、有名スポーツ選手や大物芸能人の彼女ないし結婚相手で、「お相手は一般女性」などと報じられる女性のこと。

もうちょっと突っ込んだ言い方をすると、

「一般女性」などと報じられるが、その実、一応、過去にモデルや女優、コンパニオンの活動などを名前が残らない程度にやっていて、有名人・芸能人とばかり付き合っている容姿端麗な女性のこと(これが本来の意味)。

それが、

容姿端麗で、性格は控えめで常に相手男性を立て、家事も完ぺきにできる女性」のような意味にまで拡大。

「プロ彼女」の生みの親は?

「プロ彼女」という言葉を最初に使ったのは、イラストレーターでエッセイストの能町みね子(のうまち・みねこ)氏。

ロンドンブーツ1号2号の田村淳の妻(元モデル)のことを「有名人のみと付き合う、一般女性という名の“プロ彼女”」というような、やや皮肉をこめたニュアンスで言ったのが始まり。

それが「男尊女卑」助長に拡大?

「プロ彼女」という言葉の響きがキャッチーだからか、すぐさま、ファッション雑誌「ViVi」が反応。

プロ彼女を目指す(=レベルの高い男と結婚する)にはどうしたらいい?」というように、それこそ「本物の一般人女性」相手に、ひとつの「彼女像」を提唱した。

その内容は、「フツー彼女」が簡単洋食メニューを作るところ、「プロ彼女」は常に10品以上の和食を作るとか、

「フツー彼女」が彼に荷物をもたせるところ、「プロ彼女」は彼の三歩後ろを歩く・・・

「フツー彼女」が彼が浮気をしたらメチャクチャ怒るところ、「プロ彼女」は「帰ってきてくれたらいい」と許す・・・

のように、男尊女卑を助長しているようにも受け取られるものであったため、大炎上を招き、「創始者」の能町みね子氏も憤慨。

以後、評判は良くない

・・・というわけで、

「プロ彼女って、要するに『都合の良い女』のことじゃん」

「プロ彼女って、商売女みたいな響きだよね?」

等々、「プロ彼女」は女性からも男性からもネガティブワードとして記憶されることとなる。

それでもプロ彼女は生息する?

とはいえ、いるところにはいるようで、

キス顔や食事中の自分の姿を自撮りしてチェックする・・・

というように、常に「男目線」を意識しながら生活している「プロ彼女」は存在しているようである。

要は程度の問題

言われているような「プロ彼女」のふるまいには、愛が欠け、打算に満ちているように見える。

そして、「いかにして異性の心の隙間に入り込むか?」を問題にしているように感じられるのである。

もっとも、だからといって、異性の目をまったく気にしない人というのは、女であれ男であれ、それはそれで問題というもの。

いくら「プロ彼女」をキモいと思っても、「モテ男」「モテ女」になるための最低限の努力はしてしかるべきであろう。

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