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2015新語・流行語大賞ノミネート「ラブライバー」とは?

2018年3月10日

2015ユーキャン新語・流行語大賞に「ラブライバー」がノミネートされた。

ラブライバーとは、「ラブライブ!」ファンのこと。

「ラブライブ!」とは、学校で結成されたアイドルグループ(架空)の奮闘と成長を描くマンガ、小説、テレビアニメ作品および、
そのキャラクターが歌うCDなどのコンテンツのこと。

ラブライブ!が特徴的なのは、その作品内容に、ユーザー(視聴者)の声を積極的に取り入れていることである。

例えば、ストーリーの中で結成されるミニアイドルユニットを誰と誰にするか?など、AKB選挙よろしくファン投票によって決める・・・なんてことが行われている。

まさに、ヲタク文化の極みともいえるエンタメコンテンツがこの「ラブライブ!」なわけだが、

だからこそと言うべきか、ファンの一部には、尋常でないヲタクぶりを発揮するツワモノが存在する。

広義では、「ラブライブ!」ファンを総称して「ラブライバー」と呼ぶが、通常は、周囲のヒンシュクを買っても気がつかないorへっちゃら系のすんごい人のことを指す。

これがラブライバーだ!

以下が「ラブライバー」の一例である。

・「ラブライブ!」のキャラクター(登場人物)を模したパネルのスカートの下に顔を突っ込む。

・「ラブライブ!」のキャラクターカード入りの駄菓子を大量に買い込み、カードだけ抜き取ったら駄菓子は食べずに大量に廃棄する。

・「ラブライブ!」タイアップ商品がコンビニで発売になると、小さなコンビニに大群で押し寄せ、コンビニ内がすし詰め状態になる。

・「ラブライブ!」のキャラクターが描かれた大きなクッションを持って電車に乗り込み、そのクッションをあたかも自分の彼女のように見立てて自分の隣に置き、この「彼女」の肩に手を回したり、添い寝したりする。

「ラブライバー」が新語・流行語大賞を取る可能性

ラブライバーという言葉、電車内で実物を見かけた人が、ツイッターなどで「隣にラブライバーが座ったw」などと書きこんだりする場合に使われるが、ラブライバーという言葉自体、必ずしも世間一般に浸透しているとは言い難い。

昨年2014年は、トップテンに「妖怪ウォッチ」が入ったので、特定のコンテンツ名やそれに絡んだ言葉が新語・流行語大賞と無縁というわけではないが、ラブライバーは、元となる「ラブライブ!」自体が、ややマイナーな印象があり、トップテン入りも難しいものと思われる。

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