※本サイトにはプロモーションが含まれています

日馬富士事件をわかりやすく~時系列&論点整理

2018年3月11日

ここのところ、「日馬富士事件」のマスコミ報道が尽きることがなく、相撲に全く関心がない人でも、ああでもない、こうでもないと意見を述べる日々が続いている。

この手の「いつまでも尽きることのない話題」というのは、最初の段階でスルーしてしまうと話についていけなくなり、自分だけ輪の中に入って行かれないような孤独感を味わうことにすらなる。

でもまあ大丈夫だ。

何も難しい話ではなく、話の内容を理解するのに、3分もあれば十分だろう。


時系列まとめ

事の発端

2017年9月

貴ノ岩と白鳳の友人が一緒に錦糸町のモンゴルバーへ行った際、そこに休場中のモンゴル人力士がいて、飲酒をしていた。

貴ノ岩がそのモンゴル人力士を叱責。

その時の貴ノ岩の言い方や態度が乱暴だったため、白鳳の友人が貴ノ岩に注意。

それに対して貴ノ岩は、

「お前には関係ない。お前は相撲協会の人間じゃないから分からない」

と答え、口論になる。

後日

白鳳の友人が、白鳳に貴ノ岩のことをチクる。

その際に、

「貴ノ岩が『俺は1月場所で白鳳にも勝っている。これからは俺たちの時代だ』などと抜かしていた」とつけ加える。

2017年10月25日

9月場所が終わった後、秋巡業・鳥取場所前日。

貴ノ岩の母校・鳥取城北高校の校長で相撲部監督の石浦氏が主催した食事会に、貴ノ岩が招かれる。

そして、その会合には日馬富士、白鵬、鶴竜の3横綱がいた。

その席で、白鳳が先日の件で貴ノ岩を詰問。その時は、日馬富士が貴ノ岩をかばっていた(?)。

ところが、その後の二次会で、白鳳が貴ノ岩を説教していた時、貴ノ岩が着信のあった携帯(スマホ)を手にすると、日馬富士が激昂し、貴ノ岩に暴行に及んだとされる。

翌日は巡業に参加

殴打事件があった翌日・10/26の巡業に貴ノ岩は参加した。

貴乃花が被害届を提出

10月末、貴ノ岩の師匠・貴乃花が、鳥取県警へ被害届を提出。

貴ノ岩、11月場所を休場

その後、11月5日から9日まで貴ノ岩は入院。

そして、11月場所(11/12~)を休場。

日馬富士は3日目から休場

一方、日馬富士は11月場所に出場するも、初日から2連敗。

そして、3日目の11/14に暴行事件が一斉にマスコミ報道されると、この日から休場。

鳥取県警が書類送検

11/22、鳥取県警が日馬富士を傷害容疑で書類送検する旨のマスコミ報道。

貴ノ岩の頭の傷

当初、貴乃花が警察に被害届を提出したのは、何らかの狙いを持った「単なるパフォーマンス」のような言説もあった。

ところが、貴ノ岩が医療用ホチキスで10針縫うほどの大けがを負っていたことが、写真画像と共に周知されることとなると、事の重大性に多くの国民が気付くこととなる。

11/27、元小結で貴ノ岩を擁護する旭鷲山がこの写真を公開したと言われている。

日馬富士、引退表明

写真が出回ったことが決め手となったのか、日馬富士はその直後の11/28、引退を決意(マスコミ報道)。そして、その翌日の11/29、記者会見を開き、正式に引退を表明。

貴乃花が処分される

この事件は巡業中に起きたということで、相撲協会巡業部長の貴乃花の責任論に発展。

傷害事件につき、警察には通報したものの、相撲協会には通報せず、さらには、相撲協会の聴取にも応じない姿勢を取り続けた。

これを「報告義務を怠った」という理由で、貴乃花は理事職を解任された。


論点まとめ

事実を淡々と拾って行けば、これは傷害事件であって、それ以外の何物でもないようにも思える。

ところが、この背景には、モンゴル人の「集まりの中での序列」やら、相撲協会という「組織を巡る人間ドラマ」やらが見え隠れし、その点において、あながち「他人事とは思えない」と多くの人が感じているようだ。

モンゴル人力士の飲み会

伝えられているところによれば、貴乃花は貴ノ岩に対し、日頃から、「モンゴル人同士の飲み会などには参加するな」と言っていたとされる。

貴乃花の意図するところは、他の門下のモンゴル人力士はライバルであり、そのライバルとの「慣れ合い」が生じることは、八百長の温床になる、というものであろう。

そんな中、一説には、白鳳が貴ノ岩をおびき出すために、「貴ノ岩の母校主催の食事会」という弱みを利用したとの説まである。

白鳳が主犯?

※正確には、実行犯は日馬富士で、教唆(=共犯)したのが白鳳という論理※

貴乃花が相撲協会でなく警察に通報した点

一部マスコミのコメンテイターが、貴乃花が相撲協会に報告せず警察に被害届を出した点を批判。

これに対し、世論が噛みついた恰好になっている。

曰く「隠ぺい体質の相撲協会に報告しなかったのは正しい判断」等々。


※相撲協会に報告すべきか否かは、相撲協会の中の話であって、 相撲協会の外にいる人間が問題にすべき事柄ではなく、世間が問題にすべきは、「傷害事件が発生した時にすべきことは何か?」であると思われる。※

簡単にまとめると…

「先輩が説教垂れている時にスマホをいじっていた」

「それに対し、先輩が10針を縫うほどの暴行を働いた」

と言われている場面で、実際に何が行われていたのか?

そして、その後の対応として、組織(相撲協会)は加害者の側(=反貴乃花)に立っているように見えるが、それはなぜなのか?

・・・というあたりに集約されるのではないか?

スポンサードリンク

スポンサードリンク