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相撲協会理事選、記名式を報じたマスコミ・報じないマスコミ

2018年2月5日

2018年2月2日に投票が行われた相撲協会の理事選挙。

ご存じの通り、貴乃花はわずか2票の獲得で落選。

これに対しては、

「やっぱり相撲協会は・・・」

という印象ばかりが残ったわけだが、

その貴乃花の「敗因」について、驚くべき事実が判明。

なんと、投票方法がこれまでの記号式から記名式に変更されていたというのだ。

記名式・記号式

簡単におさらいすると、

かつて記名式だった理事選の投票方法は、2010年に文科省の指導を受け、記号式に改められた

つまり、候補者の名前が投票用紙に列記され、

投票者は、意中の候補者にところに「○(まる)をつければよい」ようになった。

この点は、「ひるおび」や「ごごスマ」などでも伝えられていたはず。

ところが2018年の今回は、元のように、投票用紙に意中の候補者の「氏名を書く方法」で投票が行われたとのこと。

こうなると、一門をまたいだ投票(貴乃花部屋以外の親方が貴乃花に投票)がしにくくなる。

つまり、自分が誰に投票したかが特定されやすくなるため、自由意思による投票はしずらくなり、

「上からの締め付け」が幅を利かせることになるというわけだ。

投票方法の変更を報じたマスコミと報じないマスコミ

今回の「記名式投票」が、結果に重大な影響を与えたことは誰の目にも明らか。

貴乃花親方が他の部屋からどれだけの票を集められるかが焦点

と理事選前、各マスコミは大々的に報じていたはず。

となれば、このたびの「記名式の投票」は「重大ニュース」なはずだが

「貴乃花親方のこれまでの対応が票を集められなかった原因」

などと「御用コメンテイター」に言わせ、相撲協会の隠ぺい体質を裏で支えているマスコミもあるという。

果たしてそれは・・・

「記名式」を報じたマスコミ

まず、「記名式」について報道したところから。

NHK

意外にも? NHKが記名式について報じていた。

テレ朝

テレ朝では多くの番組が「記名式」について報道したらしいが・・・

テレ朝・6:00のニュース

テレ朝6:00のニュースでは、「前回と同様の記名式」と説明したらしい。

仮に「前回と同じ」が正しいとするなら、それはそれで大問題。

記名式の「き」の字も言わなかったのは…

逆に、2/3(土)以降の報道系番組で記名式の「き」の字も報じなかったのは・・・

テレ朝サタデーステーション

上記ツイートに

「サタデーステーションは伏せた
記者クラの大見と大隅が貴乃花親方下げ解説
『貴乃花親方はもう少し話した方がいい』
知ってて隠してネガキャン」

とある。

TBSニュースキャスター

ビートたけし&安住紳一郎のツートップで送るこの番組。

2/3(土)夜放送の時点では、既に情報は入っているはずだが、誰一人として「記名式」には触れず。

「貴乃花親方の一連の対応のせいで票が集まらなかった」ということにしたいらしい。

TBSサンデーモーニング

ご存じ「サンモニ」も、2/4(日)朝の時点で「記名式」の情報が入っていないということはないはずだが、誰一人として触れず。

※ちなみに、2/4は関口宏氏がインフルエンザのため病欠。

もっとも、「記名式で投票が行われた」という情報自体が比較的新しく、「ノーマーク」だったために、上記番組含め、裏取り作業が追いついていないだけという可能性もある。

2/5(月)以降のマスコミ各社の報道を我々一般人が注視する必要があるだろう。

※マスコミ報道のあり方を一般視聴者がチェックするという、例の状況がまたも生じてしまったようである。

相撲協会理事選・記名式を報じたマスコミ報じないマスコミ
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