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クラブワールドカップ放送「さんまいらない」に一票だけど・・・

2018年3月11日

2015年も12月半ばを過ぎ、恒例のサッカークラブワールドカップの決勝戦の日が訪れた。

思えば、1週間前の12/13(日)は、開催国王者(Jリーグチャンピョン)のサンフレッチェ広島が、南米王者・リバープレートに勝ちそうな雰囲気の中惜敗。

「もうちょっと何とかならなかったのかな・・・」という思いとともに、「日本のサッカーもここまで来たか」という嬉しさにも似た微妙な感情を持ったものだった。

そして何より、「今年は、明石家さんまはクラブワールドカップの放送には出演しないことになったみたいだ。それは良かった・・・┗(`・∀・´)ヨッシャ!」となったものだった。

「さんまがメッシを激怒させた」事件とは?

さんまがクラブワールドカップの放送に出演しなかったとしても、それは決して「サプライズ」ではなく、それを期待することにはそれなりの理由もある。

4年前のあの日・・・

それは2011年のクラブワールドカップ決勝戦後のことだった。

メッシの2ゴールなどでバルセロナがサントスを下した直後のこと。

優勝セレモニーで歓喜に浸るバルセロナの選手たちの輪の中から、メッシ一人を日テレのスタッフが特設スタジオに連れてきて、そこで明石家さんまが質問。

sanma-akashiya

「サッカーの質問はもうみんな聞いているやろうから・・・」

と前置きした後、

老後は何をされはるんですか?

と聞いた。

せっかく選手たちと喜びを分かち合っているところを邪魔された上、「老後は何を?」と聞かれたものだから、紳士なメッシも不機嫌さをあらわにし、「まだその時まで時間があるので、その時になったら考えます」とだけ答えてそそくさと去って行った・・・

世界中の人が知ることに

この一連のやり取りは、海外のウェブサイトでも取り上げられ、

「バカな日本人」

「コメディに失敗」

などと書きこまれることとなり、

日本のネットユーザーからも「日本の恥」などと非難されることになった。

悪いのは日テレ?さんま?

さんまの立場からすれば、「難しい状況」でバトンを渡されたのは確かで、そのような状況を作り出した日テレこそが「一番の犯人」ということに一応なりそうだが、元々、さんまがクラブワールドカップの放送に出演していることを快く思っていない視聴者も多く、

これがキッカケで、さんまがクラブワールドカップの放送に出ないことにならないか・・・

と期待した人が相当数いても不思議ではない。

そして2015年

クラブワールドカップは、2013年、2014年とモロッコで開催されることとなり、

この2015年に3年ぶりで日本で行われることとなった。

そして、広島vsリバープレートの試合をテレビ観戦して、

さんまが出なくなったのは良いことだ

と喜んだ視聴者もいるようだったが・・・

ところが、さんまは「生きて」いた・・・

sanma-akashiya

待ちに待った「さんまがいないクラブワールドカップ・決勝戦」の放送。

この「プラスアルファ感」のなんと清々しいことか・・・

・・・と思っていたところ、何やらさんまの影がちらつく・・・

「さんまのそっくりさんが出てくるのか?w」

なんて思ったりもしたが、どうやらそうではなく、普通に明石家さんまが出演するということのよう。

「さんまいらない」の声声声・・・

さんま自体をそこまで嫌う人というのはそんなにはいないと思われるが、クラブワールドカップの放送にさんまが出演することにストレスを覚える人が多いのは確かなよう。

それでもさんまは出続ける

・・・と「さんまいらない」票が次々に投じられたとしても、さんまはクラブワールドカップの放送に出演し続けるのではないだろうか?

いわば、クラブワールドカップのテレビ放送に、さんまは「必ずくっついてくるもの」であって、その是非を論じても意味がないことのように思われる。

さんまの出ないクラブワールドカップ放送」とは、「NHKの集金が来ない新居」みたいなもので、「そんなものは存在しない」と思ってあきらめたほうがいいのかもしれない・・・

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