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2015新語・流行語大賞ノミネート「はい、論破!」なんで今頃?

2018年3月11日

2015新語・流行語大賞に、「はい、論破!」がノミネートされた。

「はい、論破!」と聞いてピンと来る人来ない人いるんじゃないかと思うけど、

元々この言葉、2chなどのネット掲示板では、何年も前から使われていたありふれた言葉。

それがなぜ、今になって新語・流行語大賞にノミネートされたのか?

ミニドラマ内の決めゼリフ

「はい、論破!」が2015年の新語・流行語大賞にノミネートされたのは、2014年10月からフジテレビで放送されているバラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン」の中のミニドラマ「イヤミ課長シリーズ」が、この2015年に大人気となったことによる。

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このイヤミ課長(木下ほうか演じる馬場課長)というのは、上司には媚びへつらい、部下には尊大に接する典型的なイヤミリーマン。

部下にさんざんイヤミをたれた後、「はい、論破!」と、両手を広げて決めポーズを取りながら言い放つ。

どこかユーモラスで、痛快さすら覚えることから、この「はい、論破!」が視聴者からの絶大な人気を得ていた

「はい、論破!」の通常の使われ方

「はい、論破!」は、通常、以下のような使われ方をする。

主にインターネット掲示板で、自分と異なる立場の人の意見に対して反論をする際、

「はい、論破!」と言い放つことで、相手の再反論を受け付けないスタンスを取る。

相手の主張があまりに稚拙な場合には「はい、論破!」は勝利宣言と同じ効果を持つが、

逆に、「はい、論破!」と言い放つ側に理がないことも多く、その場合は「負け犬の遠吠え」にも見られる。

「はい、論破!」が大賞に選ばれる可能性

以上のように、「はい、論破!」自体は真新しい言葉というわけではない。

また、「痛快TV スカッとジャパン」というテレビ番組ないし、その中の「はい、論破!」が、一昨年の「半沢直樹」の中の「倍返し」のような、普遍的な支持を得たとも言い難い。

大賞はおろか、トップ・テン入りも難しいものと思われる。

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