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声出しの意味・巨人のは悪いけど、SBのは賭けホーダイでもOK!?

2018年3月11日

にわかに盛り上がってきた(?)プロ野球界の「声出し」という問題。

こういう話題は、始めの段階で意味を押さえておかないと、後で何のことやら分からなくなるから始末が悪い(笑)。

・・・というわけで、「声出し」の話題にスルーし過ぎて、今になって「どんな意味?」になってしまったあなたのために、ちょっくら調べてやったぞよ。

声出しとは

プロ野球界で問題になっている声出しとは何か?

簡単にいえば、チームが試合に勝った時、その試合前の円陣の中心にいて「今日は絶対勝つぜー!行くぞー!」みたいなかけ声を担当した選手に、「アンタのかけ声のおかげで勝てたぜ!」ってことで、「ご祝儀」をあげる慣習(遊び)のこと。

前提知識

試合前の円陣で「気合のかけ声」を担当する選手は、日々交代している。

ただ、試合に勝った場合は、ゲン担ぎで、翌日も同じ選手がかけ声を担当するというのがこの世界の常のようだ。

そして、その「幸運の女神」ならぬ「幸運の声の主」に対して、ご祝儀を渡す・・・それが「声出し」の儀式(?)というわけだ。

チームごとの違い

こんな習慣は、「八百万の神」の国・日本だからこそ生まれたものと言うことができそうで、いわゆる「空気」が生み出すものに過ぎない。

そんなわけで、そのルールたるもの、当然にチームごとに変わってくる。

ソフトバンクの場合

伝えられているところによれば、ソフトバンクの場合は、「投手不参加」で、「連勝中」の場合のみ、「1人1,000円」で行われていたとのこと。

スポンサーのソフトバンクが携帯電話会社で「かけ放題」を売りにしているだけあってか、「お手ごろ感」な文化が野球にも浸透していたということか。

特に問題にすべきレベルではないように思われる。

阪神の場合

伝えられているところによれば、阪神の場合は、「3連勝勝した場合」に「1人5,000円」、「4連勝した場合」に「さらにプラス5,000円」で行われていたとのこと。

※5連勝目や6連勝目はどうなっていたか不明だが、もともと「空気」が決めていることなので、エスカレートすることもなかったのではと思われる。

まあ、エエではないか。

阪神のくせに清廉潔癖だったら、そっちのほうが気持ちが悪いというものだ。

西武の場合

伝えられているところによれば、西武の場合は、「4連勝or5連勝」で、「1人1,000円」で行われていたとのこと。

巨人の場合

伝えられているところによれば、巨人の場合は、「試合ごと」に、「1人5,000円」で行われていたとのこと。

そして、巨人が他の球団と違うのは、「試合に負けた場合」に、声出し担当選手が1,000円ずつ」逆に「払っていた」とのこと。

円陣は投手と野手に分かれて行われ、投手の円陣は12人、野手の円陣は16人ほどとのこと。

つまり、投手の場合、試合に勝てば、声出し担当選手が5,000円×11人=55,000円受け取り、試合に負けると、逆に、1,000円×11人=11,000円を支払う・・・ということになる。

巨人の「声出し」が他の球団と違う点

報道通りだとすると、巨人の声出しと他の球団のそれと違うのは、巨人の場合は「試合ごとに」行われていたという点と、「声出し担当選手が逆に支払うケースもあった」ということだろう。

こうなると、お金の計算だけで結構面倒臭くなりそうな気がするが、いずれにしても、巨人の場合は「ゲン担ぎ」という説明だけでは苦しくなってくるのではなかろうか?

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