川平慈英の「くぅー」「絶対に負けられない・・・」に騙されるな!
テレ朝のサッカー番組、特に、サッカー日本代表の「ここ一番」という試合になると、必ずと言っていいほど登場する川平慈英(かびら じえい)。
この人の発する
「くぅ~・・・・」
とか
「絶対に負けられない闘いが、あるんです!」
というテンション全開の発言に乗せられ、
気が付けば、勝手にギアチェンジさせられていた・・・
なんて経験はないだろうか?
口ほどのことはない
この人が出てきて、試合前に「絶対に負けられないんです!」と断言されると、
「マジかよ・・・」
「そんなにヤバイ状況なのかよ・・・」
と錯覚し、試合が劣勢に立たされると絶望的な気分になる・・・
さらには、「絶対に負けられない」この試合で本当に負けてしまった場合、
「ああ、もうダメか・・・」
と脱力感に襲われる・・・
ところが・・・
実ははじめから「絶対に負けられないってワケでもなかった・・・」
ということがよくある。
思えばアジア最終予選初戦(2016年9月)
FIFAワールドカップ2018のアジア最終予選。
グループB初戦、2016年9月1日、日本はHでUAEと対戦。
確かこの時も「絶対に負けられない闘い」と絶叫され、そういうもんだと思って見ていたが、結果は負け。
しかし、冷静になって考えれば、6チーム総当たりのホーム・アンド・アウェイ方式で行われるリーグ戦(1チームが10試合行う)で、1度負けたくらいで絶望的になる必要は全くない。
事実、その後もこの人は、ワールドカップ予選中継に出てきては「絶対に負けられない闘いがあるんです!」とやっている。
つまり、「絶対に負けられないと言いながら、負けたら負けたで次があるから大丈夫」というのが本当の所なのだ。
最終予選最終盤でも同様
2017年6月13日のアウェイでのイラク戦。
残り3試合のところで、日本はグループBで1位。
しかも、ライバルのサウジアラビア、オーストラリアより1試合消化ゲームが少ない(=残り試合が多い)中でこの位置。
また、サウジアラビア、オーストラリアとの直接対決を残していることなどから、「イラク戦に勝っても負けても自力」という状況。
結論
だから、もしも川平慈英が、イラク戦の直前に
「絶対に負けられない!負けるわけにはいかないんです!」
などとやっていたら、
「今日という今日は騙されんぞ!」
とお腹に力を入れて気合を入れるべきである。
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