「五郎丸ポーズって何の意味があるの?」とか言ってる奴はド素人
五郎丸ポーズのやり方はだんだん分かってきたとして、
果たして、これ、何のためにやってるの?
何の意味がアンの?
とか言ってるド素人がいるようだが、
いつまでもそんなこと言ってると、時流に取り残されてしまうぞよ。
「五郎丸ポーズ」を導入した経緯
五郎丸ポーズは何も、単なる儀式をやって面白がっているわけでもなければ、ウケ狙いで始めたわけでも勿論なく、
五郎丸のペナルティキック、コンバージョンキックの成功率を上げるために取り組んだこと。
エディージョーンズHCの「五郎丸のキックの成功率を85%以上に」という要請を受けたメンタルコーチの荒木香織ともに、試行錯誤を繰り返し、
今の「五郎丸ポーズ」が完成したのはワールドカップ1か月前と言われている。
なぜ、五郎丸ポーズをすると成功率が上がるのか?
・・・と、なぜ五郎丸ポーズをするとキックの成功率が上がるのか?
その理由は、「いつも同じところに意識を向ける」ことに最大の狙いがあると考えられている。
人間は感情の動物。
結果というのは、その時その時の感情の起伏に左右されるのが常。
平常心で行う練習で難なくできたことが、
平常心ではない本番でも同じようなパフォーマンスができるとは限らない。
特に、大事な場面になればなるほど、人はいろいろなことを考えたり、観客の雰囲気に飲まれたり・・・
と想定外のことに意識が散ってしまうもの。
そこで、「いつも同じ動作を行い、同じところに意識を向ける」ことで、
精神を安定させ、「パフォーマンスのムラ」を極力少なくすることができる・・・というロジックのようだ。
どんな動作でもいいわけではない
もっとも、「意識をいつも同じところに向ける」ためなら何でもいいというわけではないようで、
「同じような意識を持って、同じように失敗」したのでは元も子もない。
「成功するための方程式」的なものを確立しないといけないので、
その構築作業は一朝一夕にできるというものではないようで・・・
W杯1か月前のウルグアイ戦で完成
「五郎丸ポーズ」が完成したのはワールドカップ1か月前と言われる。
そのゆえんは、
ワールドカップ1か月前、8月22日のウルグアイ戦で、6本のキックをすべて成功したことにあると思われる。
逆に言えば、ここで「完成」していなかったら、果たして、ワールドカップ本番でのキックの精度がどの程度になっていたか・・・
イチローもやってる?
この「五郎丸ポーズ」の人気によって、「ルーティン」と呼ばれるスポーツ選手がやっているクセのような動きに対する注目が集まっている。
元々イチローは、「ネクストバッターズサークルからバッターボックスに入ってバットを構えるまで」に、
全部で17の決められた動作を行っていると言われていたが、
今後、さまざまな競技で、この「ルーティン」が取り入れられていることを発見することになるかもしれない。
「五郎丸ポーズ」は流行語大賞を取れるか?
毎年12月上旬に発表される新語・流行語大賞。
2015年は、この「五郎丸ポーズ」が一気に株を上げた・・・というか、最有力候補になったと言えるのではないだろうか?
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